9月7日午後1時15分ごろ、蓮田市内の金融機関から「顧客の女性が不自然に大量の現金を下ろそうとしている」と岩槻署に届け出があった。同署によると、同市内の無職女性(78)が計1千万円をだまし取られる被害に遭い、同署で詐欺事件として調べている。
同署によると、5日午前9時半ごろから数回にわたり、女性宅に、新潟県に住む会社員の長男(46)をかたる男から「投資で失敗した。500万円用意してほしい。弁護士事務所の男が取りに行く」と現金を要求する電話があった。誤信した女性は同日午後2時10分ごろ、自宅付近の公園で、弁護士事務所職員をかたる男に市内の金融機関で下ろした現金500万円を手渡した。