埼玉投資被害弁護団

投資型金融商品による被害者を救済

<金投資詐欺>会社役員ら逮捕 東海3県で4.6億円被害か

<金投資詐欺>会社役員ら逮捕 東海3県で4.6億円被害か

金への投資話を持ち掛け現金を詐取したとして、愛知県警は14日、名古屋市千種区今池の投資会社「RGI」の役員と社員の男ら4人を詐欺容疑で逮捕した。RGIは東海3県の客72人と契約し計4億6650万円を集めたが、実際には金を取り扱っていなかったとされ、県警が調べている。逮捕容疑は共謀して同県知多市の無職女性(75)に「(銀行より)金に投資をした方が利益が出る」などと持ち掛け、2016年10月12日〜11月7日ごろ、4回にわたり地金の契約金などの名目で計600万円をだまし取ったとしている。

容疑者らは「お金をだまし取ろうとして勧誘や契約をしていない」などと供述し、いずれも容疑を否認しているという。県警によると、女性が途中解約を申し出たが応じてもらえず相談してきた。他にも複数の相談が寄せられている。

金は金融不安に左右されにくい安全な資産として人気を集め、取引が活発化している。16年の1キロ当たりの平均価格は439万6000円で10年前の約2倍に高騰した。

一方で国民生活センターによると、金を巡る投資トラブルの相談は09年度に1件だったが、13年度は190件に急増し、16年度も74件あった。センターが把握した被害は60歳以上が9割を占めた。担当者は「『必ずもうかる』などの言葉には要注意。契約を迫られたら身近な人に相談を」と話す。

<詳しくはこちらのgooニュースの記事をご覧ください。2017/6/14>

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